写真整理5つのステップ(第8回)

今回はプリント写真整理の5つのステップについて説明します。

皆さんは5Sと言う言葉を聞いたことがありますか?

仕事の基本中の基本として非常に重要な5つのSで、

整理

整頓

清掃

清潔

の事ですね。

このプロセスの最初が“整理”で“要るものと要らないものを分けて、要らないものを捨てる事”を指します。

写真の整理の場合は以下の5つのステップ(手順)で進めます。

  1. 全ての写真を1カ所に集めます。
  2. 撮影順に並べ替えます(日付のない写真は記憶をたどって…)。
  3. 整理する(譲るもしくは捨てる)写真を選択します。
  4. 誰かに譲る写真を選んで譲り渡します。
  5. 最後に本当に必要な残したい写真を選び、不要写真を捨てます。

1.全ての写真を1カ所に集める

バラバラ写真

バラバラ写真
バラバラ写真(菓子箱)

アルバム写真

アルバム写真
アルバム写真

ポケットアルバム

ポケットアルバム
ポケットアルバム

家中の写真を全て集めます。

2.1枚1枚チェックして撮影順に並びかえます。

そのためには、年代ごとに分ける事が必要となります。

1回だけですので、どんな箱でも良いです。

私はティシュの箱や、牛乳パックで箱をつくりました。

年代別に分けた写真
年代別に分けた写真

年代別に箱に分けたら、撮影順に並べて“輪ゴム”で束ねます。

アルバムには“ポストイット(附箋)”で順番を書き込みます。

整理後にプリント写真で保管するにしても、デジタル化して保管するにしても、この段階で徹底的に撮影順(と思われる順)に並べる事が必要です。

私の場合は、当初は手あたり次第スキャナでデジタル化ししたのですが、データ化してから並べ替える作業は物凄く大変で、挫折した結果、この方法にたどり着きました。

ここまででプリント写真として保管する場合の全体の仕事量の5割以上進んだことになります。