第2ステップ:人生年表をつくる

自分史を作るのに欠かせないのが、人生年表です。

生まれてから今日までを振り返るのが自分史なのでその基礎資料としての年表つくりが必要となるのです。

1)人生年表の構成要素

① 誕生から今まで:0歳から今の年齢まで
② 和暦と西暦に対応:大正、昭和、平成
③ 人生の主なイベント:小学校入学、中・高...入社、結婚、子女誕生など
④ 住所:転勤や転居の多かった方以外は必要ないと思います
⑤ 思い出に残ったできごと:自分史に記載したいようなできごとをピックアップします
⑥ 日本の歴史:日本国内の、その年に起こった主な事件や話題
⑦ 世界の歴史:同
⑧ 流行り歌やよく見た番組など

⑥~⑧は思い出のできごとを詳しく思い出すための手掛かりとすることができます。

これから進めるフォト自分史はパソコンで制作しますので、年表もパソコンでつくりましょう。

アプリケーションはエクセルなど表作成ソフトが良いです。

2)ファミリーヒストリー年表

一家の古い写真を整理するとおじいさんやおばあさんなどの写真も出てきますね。

いっそ全てのプリント写真を使って、一家のファミリーヒストリー・フォトブックを制作するのも良いかも知れませんね。

その場合にはご自分の人生年表だけではなくて、ご家族の方々の人生年表が必要になります。

筆者の場合は祖父・祖母・父母までを含むファミリーストーリ・フォトブック作りにチャレンジしていますので、年表も120年に及び、なんと19世紀、20世紀、21世紀を跨いだ年表になっています。

3) 誇り・幸せ度・満足度年表

自分史の活用領域として、今自己分析が話題となっています。

過去のできごととともに、その時々の誇り・幸せ・満足などの気持ちがどのような状態であったのかをグラフに表しておくとより鮮明に思いを綴ることができます。

4)家系図

表ソフトを使って整理しておくと良いものに家系図があります。

自分史制作において登場人物を整理しておくことが必要となります。

名前で呼んだり、XXのおじさんなどと住んでいる場所で呼んだりと第3者にはわからず混乱してしまうことになりますので、人物関係図のなかでも家系図は是非とも作っておいてください。