写真整理の目的(第7回)

具体的な写真整理を始める前に写真整理の目的について考えてみましょう。

ケース1:ママが子供の写真を整理する<育児アルバムの作成>

お子様の成長をかわいらしいアルバムにしてのこしておきたいと言われる方が多い様です。

また保育園からはお子様の園での日常写真やイベント写真を毎月プリント写真にしてご家庭に届くようです。

これらを整理して、かわいらしいアルバムを作成するセミナーや講座が話題をよんでいます。

ケース2:仲間同志の旅行写真を整理する<旅やイベントの思い出アルバムの作成>

仲の良いお友達との旅行では皆がデジカメを持参しそれぞれでお互いを撮りあうことが多いですね。

旅行後にCD-ROMやSDカードなどでデータを交換し合い、CD-ROMで思い出アルバムを作成し、これを参加の仲間に送付する方もいる様です。

結婚などの人生の大イベントを立派なアルバムにして残す人もたくさんいます。

ケース3:なくなった方が遺した写真を整理する<遺品整理>

遺品の中で最も処理に苦労するのが写真・アルバムとも言われます。

一気に捨ててしまうには忍びない。 でもあまりにも量が多くてどこから手を付けて良いのか途方にくれてしまう方もいるようです。

ケース4:次世代に引き継げる形に整理する<終活:生前整理>

こどもや孫が整理で苦労しないように、元気なうちに一家に伝わる写真・アルバムを整理して、次世代に引き継げるようにしておきたい。

最近取り組む人たちが増加してきた終活の一環として、写真整理も重要な活動と位置付ける事ができます。

ケース5:写真の入った自分史や家族史作成のために整理する<自分史づくり>

最近あらためて脚光を浴びている自分史作りに欠かせないのが思い出の写真の数々です。

写真は時代のある瞬間を事実として切り取る形で残してきたと言えます。

自分史や家族史に写真があるのとないのでは説得力が違います。

古い思い出の写真は自分史のコア(核)と言えるのではないでしょうか。

写真整理の目的として、大きく上の5つにまとめてみました。

当サイトの講座は、

ケース3.“遺品整理”

ケース4.“生前整理:終活”

ケース5.”自分史作成“

を目的とした写真整理を対象に進めていくことにします。